ゲスト:亀有地区町会自治会連合会 島田会長 かつしかFM「なかまで介護」第57回(2020年5月7日放送分)(内容追記)

  かつしかFM(78.9Mhz)から発信する地域包括ケア
「なかまで介護」
毎週(1・3週)木曜日10:00-10:54 放送中!

このサイトでは、ラジオ放送から数週間遅れで、youtube再放送版を公開しております。

なかまゲスト:亀有地区町会自治会連合会 島田会長
            (緊急事態宣言中により電話出演)

亀有地区町会自治会連合会の概要と役割

マスター:まずは亀有地区町会自治会連合会の概要を教えてください。
葛飾区の中に町会自治会連合会が19地区ありまして、そのうちのひとつです。33町会あるうちで、いちばん大きい連合会になります。

マスター:自治会連合会の役割とはどんなことでしょうか?
葛飾区の方からいろいろ情報が入るわけですが、区長も出席しておこなう会合が月に1回あり、いろいろな情報を持ち帰って、33町会の方へ情報を流します。また、33町会が心ひとつになるように、年に10回程、各町会長が集まっての会合も設けていて、そこでいろいろと情報交換もしています。

コロナ禍での活動状況

マスター:今回、コロナで集まるのが自粛されていますが、どんなご様子ですか?
そこが一番苦しくて。いろいろ情報交換しなくちゃならないことがありますが、集まれないので会合もストップしていて、書類だけをセンターの方に取りに来てもらっています。総会もできないので、やむを得ず書面の方でおこなっています。とにかく八方塞がりで動くに動けない状況です。回覧板ひとつも回せない。役員同士で施策を話したくても、3人でも5人でも集まらない方がいいということですから、何一つできません。

 マスター:町会に所属している若い人たちが勉強会を開いて、役員とかにそういう伝え方(SNSやオンライン)を教えて欲しいですね。みんなで町会を守っていくことが必要です。
高齢者が多いので、苦手な分野ですよね。そういう意味では、若い方に町会に加入頂くいい機会ですよね。

町会の防犯や防災対策

マスター:清交自治会の防犯や防災について教えてください
私が所属している町会は、亀有中学校、道上小学校、中之台小学校、一之台中学校、亀青小学校が避難所の拠点になっています。5~10個前後の町会が避難所としていて、いざ何かあった時に避難所の運営本部でどう対処するかということで、2か月~3か月に1回お集まり頂いています。昨年の台風の時も、各町会長さん方が率先して、避難されてきた皆さんの対応をしました。

 マスター:先月ご出演頂いた亀有四丁目町会の大野会長も、(避難所で)初めて感じたらしいです。日頃から顔を合わせていたら誰さんこっちだよって感じだけど、他の町会も来ていて、全然知らない人たちばかり集まっていると、誰に声をかけていいかわからない。すごく不安になると言っていました。

事前に受け入れをどういう形でするか、受け入れの条件など、今まで4,5年勉強してきたけど実感がなかった、それが昨年、実際に(起きて)肌で感じました。

日頃の付き合いがとても大切

マスター:そういう意味でも、入会してない方は、町会にぜひ入ってもらいたいですね。

最近は加入率が悪くて、特に若い方の加入が少ないんですよ。大きなメリットとしては「災害時に確実な情報が入ってくる」ということで、確実に、避難に関しても安全な状況の中に入っていける。町会に入っていて日頃の付き合いや顔がわかっていれば、あの人は来ていない、あのお年寄りはどうなったかなどの確認もできる。加入されていないと、そういうのが漏れてしまう。真っ先に要介護者とかお年寄りのところに飛んでいくとかできますからね。

町会の年間行事

マスター:最後に、町会の年間行事についても教えてください。

亀有地区の大きなイベントとしては「亀有祭り」というのを毎年やっています。駅前のロータリーを開放しての流し踊りとか、駅前広場でいろんなイベントをやっていて、地域の方たちに喜んでもらっていると思います。そのほか、葛飾区の観光課と町会自治会と商店街が組んで「おいでよ亀有ウィンターフェスティバル」を開催、年末のクリスマス前から2月末までイルミネーションもおこなっています。少しでも皆さんに喜んで頂けるよう、毎年バージョンアップしているんですよ。亀有公園では、千人鍋で大勢の方にお楽しみ頂いています。

キラキラリポート

今回は亀有中央町会です

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キラキラリポート

 

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