ゲスト:水元中之橋町会 井上会長 かつしかFM「なかまで介護」第85回(2021年7月1日放送分)

  かつしかFM(78.9Mhz)から発信する地域包括ケア
「なかまで介護」
毎週(1・3週)木曜日10:00-10:54 放送中!

このサイトでは、ラジオ放送から数週間遅れで、youtube再放送版を公開しております。

なかまでゲスト

水元中之橋町会 井上会長

 

 

 

 

 

 

町会の概要

マスター町会の概要を教えてください。

町会の場所としては南水元4丁目のほとんどで、町会の真ん中に都立葛飾総合高等学校があります。水元地区では大きい方で、世帯数全体は1,711世帯、そのうち町会に加入されているのが約860世帯くらいで加入率は50%ちょっとというところです。一戸建ての多いところで集合住宅はそんなにありません。商店もほどほどにあって住みやすい町会かなと思います。70歳以上の高齢者は昨年9月の調査で693名、その後の数字では709名でした。高齢化社会になりつつあります。

加入メリットについて

マスター:毎年、年齢を重ねていきますからね。

町会としても会員数を増やさなきゃなりませんが、転入されて来ても、メリットがないからと町会に入らない方がほとんどです。野球とかミニバスとか、町会の子供会に入らないと地域の大会に参加できないので、子どもがいる世帯は町会に入る方はおられるようです。何がいいか、メリットについては模索中です。

マスター:メリット(をどう打ち出すか)については、ほとんどの町会が悩んでいますね。

ただ、中之橋町会は水元地域の中でも意外と子供の数が多いんですよ。子供会の人数も、水元地区では多い方で、今のところ38名です。全体103名のうち3分の1くらいを占めています。親の世代が新しい世代になって、自分の時間を取りたいと。土日に大会やイベントがあると観に行かなくちゃならない、そこまで面倒をみれないということで、入らないのではないかと分析しています。

マスター:お子さんが多いというのは、新しい世帯の数が多いのでしょうか。

一戸建てを2世帯にしているところが多いのかなと思いますね。町会の小学校というと花の木小学校ですが、今、葛飾区の中で児童がいちばん多い学校と言われていますので(子供の数は)、増えている方だと思います。

町会の特徴:交流型の物産イベントを開催

マスター:町会の特徴や自慢などありますか。

子供会の活動も水元地区の中では羨ましがられていますね。もうひとつは、「中之橋フェスティバル」という地域との交流を目的とした物産展イベントを開催しています。宮城県(登米市)中田町の野菜類や山梨県の勝沼ワインなど、私が町会長になるずっと前からやっています。町会だけでなく、近隣の町会の方も楽しみに買い出しに来ていますよ。

 マスター:継続しているというのはいいですね。お互いにそれぞれの繋がりができて。

値段も安いですしね。前の晩(中田町)から出てトラックが朝6時頃に着いて、野菜関係を売ったり、ハット汁(小麦粉を練ってつくる登米地方の郷土料理)を無料で配ったり、ずんだ餅も作りますし、楽しいと思いますよ。毎月、役員さんとそれ以外の人にも参加してもらって資源回収をやっているのですが、その雑収入を還元するということで1世帯300円ずつの商品券を渡して、買い物してもらえるようにしています。

その他の行事紹介①納涼盆踊り

マスター:その他の行事についても教えてください。

やはり盆踊りでしょうか。実行委員会を作って担当分けしてやるのですが、土日の2日間で延べ3000人くらいが集まります。南水元集い交流館の隣の公園にやぐらを作って、東京都「地域の底力発展事業」の補助金をもらっておこなっていたのですが、昨年と今年は中止になりました。大人も子供も高齢者も含めて、盆踊りは楽しいと思いますよ。子供たちも好きなお店を作って楽しみながらやっています。踊りの方は、近隣の町会も含めて踊りの好きな方に参加してもらっています。子供たちの太鼓部というのもあって、小学生高学年がやぐらの上に乗って太鼓を叩きます。終了する20時に配るアイスクリームを楽しみにくる子もいるのではないでしょうか(笑)。

その他の行事紹介②秋祭り(神輿)

マスター:盆踊り以外にも大きな行事がありますか。

2大行事のうちのひとつがお祭りですね。水元香取神社の氏子なので、毎年、神輿を出していましたが、担ぎ手が足りなくて今は2年に1回になりました。大人神輿と子ども神輿と山車で、今年は出す予定です。(神輿を)出すか出さないかについては、オリンピックが終わった時点で話し合って決めることにしています。

町会の高齢者対策・活動紹介

マスター:高齢者への対応などについて教えてください。

「中之橋おもと会」という高齢者クラブがあって、会員は113名です。いちばん盛大にやっているのはグランドゴルフですね。水元地域は意外とグランドゴルフが盛んなんですよ。大会にも参加して、賞ももらっていますよ。私も時々参加しています。それ以外では、3か月ごとの誕生日会や公園などの清掃活動もおこなっています。日帰りバス旅行、1泊バス旅行などもあります。

防犯対策について

マスター:住民の方々がいちばん気になる防犯・防災対策ですが、まずは防犯に対してはいかがでしょうか。

私が会長になった3年前ですが、防犯協会に行って名簿を出そうとしたら4人ぐらいしかいなかったので、もう少し人を集めてもらえないかと言われ、平成30年に防犯パトロール隊を結成しました。現在のところ30名の会員さんがいて、春休みと夏休みと年末の年3回、パトロールを実施しています。町会の中をチョッキを着て周っているだけですが、そこで何をするかということじゃなくて、抑止力でいいのかなと思っています。

店長:人がいるのといないのとでは全然違いますからね。

子供(の見守り)を対象に、夕方5時頃に周っているところです。

マスター:その他にもありますか。

あとは特殊詐欺ですね。亀有警察生活安全課の課長さんに頼んで、これまでに講演会を2回やりました。その当時は葛飾区でも被害額が1億円を超えたということで、危機意識を持ってもらうため、高齢者を対象にした振込詐欺についての講演を実施しました。昨年はコロナで中止になりましたが、今年も計画だけはしようと思っています。

防犯対策①消火隊を結成

マスター:災害の対策についてはいかがでしょうか。

たまたま町会の中に、水が溜まっているところから水を吸い上げて圧力をかけて放水する「D級(消火)ポンプ」が出てきたんです。壊れていたのを葛飾区に直してもらったので、町会の方からぜひやろうという話が出て、今年の4月に消火隊を結成。お揃いのジャンバーも作りました。

マスター:モーターのようなものが出てきて吸い上げるという感じでしょうか。結構本格的ですね。

消火栓からもできますが、区の許可が必要なので、大きいタンクに水を入れて、そこにホースを入れて。(主に)初期消火の対応をします。消火栓を上手く使えるかどうか、水のないところではちょっと難しいという点はありますが、28名の方が消火隊になってくれました。逆に水溜まりを吸い上げて、水はけができるという利点もあります。

防犯対策②水害を考える

マスター:水害対策についてはいかがでしょうか。

中川が氾濫すると、あの近辺の水位は大体1.5mくらい。学校かどこかのマンションに(避難を)お願いするしかないと思います。みなさんに連絡はしていますが、まだ理解されていないような感じですので、町会に入ってもらえれば、防災訓練をやる時にお話が出来ると思います。

避難所での不安

マスター:町会長さんに聞くと、実際の避難を一昨年に初めて経験して、いろんなところから来ているから、知っている人がいると安心するけど、町会にも入っていない知らない状態で避難所に行くとどうしていいかわからない(状態だったと)。

誰誰さん、とひと声かけられると、緊張感がふっとやわらぎますよね。

店長:避難することのストレスがかかってしまったら、本末転倒ですもんね。

水害の場合は上にあげないといけないですが、1階にある体育館は使えない。そういう場合にどうすればいいか、学校避難所訓練の中で考えてなくてはなりません。

マスター:町会に入って日頃からお付き合いして、顔見知りになって、いざという時に予防してもらいたいと思います。

メッセージ

マスター:最後にメッセージをお願いします。
楽しくないと町会の行事も面白くないし、楽しくやって自分も楽しむ。そういう楽しい全体参加のイベントをやりたいと思っています。

 

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