ゲスト:葛飾区新小岩第四自治会 小倉副会長 かつしかFM「なかまで介護」第73回(2021年1月7日放送分)

  かつしかFM(78.9Mhz)から発信する地域包括ケア
「なかまで介護」
毎週(1・3週)木曜日10:00-10:54 放送中!

このサイトでは、ラジオ放送から数週間遅れで、youtube再放送版を公開しております。

なかまでゲスト:葛飾区新小岩第四自治会 小倉副会長

町会のエリア

マスター:町会のご紹介ということで、まずは、どの辺になるか教えていただけますか。

新小岩駅の南口、江戸川区寄りですね。新小岩1丁目と2丁目の両方の一部を含んでいて、駅を降りてすぐのアーケード、ルミエール商店街とドリームウェイ商店街の一部を含んで、世帯数は1084世帯。加入率は約75%です。うちの自治会はマンションと一戸建てが混在していて、最近は平和橋通りの両側はほとんどマンションになってきています。加入世帯の約700世帯余りはマンションの方で、一戸建ての方は約370世帯ですね。

共同住宅の方の割合が多い!?

マスター:比較的、新しい世帯や新しいマンションが多いのでしょうか。

最近、区の方では、新しいマンションを建てる場合、建て主は担当自治会と自治会の加入について事前に話し合いをしなければならない、会長印がないと工事に着工できないというシステムになっています(それで増えていると思います)。

 町会の特徴

マスター:町会の特徴を教えてください。

婦人部の方が非常に熱心にやって頂いていて、何かと婦人部の力を借りないとできません。男性の役員の方たちも真面目で前向きな方が多いので、活動自体うまくいっているのかなと思います。

町会の取り組み事例:子供の見守り

マスター:婦人部の結束が強いというのは大きい。すごく大切ですよね。活動としてはどのようなことをされているのでしょうか?

最近はコロナでいろいろな催し物はできないのですが、力を入れて昨年から継続的に行っているのが、(登校時の)児童の見守りです。一昨年あたりは月に1回か2回だったんですが、昨年からは当番制で毎朝、交差点などの角にお揃いのベストを着て立っています。

 マスター:毎朝というのはすごいですね。

挨拶してくれる子供たちがすごく多くなっているので、逆にこちらが元気をもらいますね。

マスター:子供を持っているおかあさんたちは、登校時に町会の方が立ってくれているのを必ず目にしているわけだから、町会へのPRにもなりますよね。他にもありますか?

空き家のお家があって木が大きくなっていて、ご近所の方から自治会長の方に相談がありました。自治会長が高所作業車を借りることができたということで、それでやろうとなった時にご近所の方も出てきてくださって、幹から切ってしまおうということになって…。自治会が主体であっても、ご近所が集まって街の美化を一緒になってやって頂けるというのはすごいパワーだなと感じました。また他の方面でも協力しあえたらいいなと思いますね。

そのほかの行事

マスター:防災とか防犯もそうですが、顔がわかる繋がりや付き合いが基本ですよね。年間の行事ではどういうものがありますか?

通常ですと、偶数月に町内の一斉清掃、廃品回収は月に2回やっています。あとは交通安全とか町内パトロールとか防災訓練ですね。(イベントでは)新小岩公園というのが町内にあって、「ふれあい祭り」では焼きそばを担当しているのですが、毎回2,000食をご用意して12時には売り切ってしまいます。

マスター:うちの亀有もそうですが、お祭りには力が入りますよね。

4年に1回大きなお祭りがあります。前回(2018年)の時も、担ぎ手をなるべく集めて盛大に神輿を担いで頂こうということで、自治会で若い方を集めたり、新小岩青年連盟といういわゆるお祭りのことをメインにやって頂けるところと連携したり。前回は100人くらいに集まってもらいました。

高齢者対策:筋トレ教室ほか

マスター:高齢の方を対象にしたものもあるのでしょうか?

自治会館で「筋トレ教室」をやっています。リーダーを区の方で養成していただいて、自治会内の方に(先生役として)来て頂いておこなっています。高齢の方限定ではないですが、参加するのはご年配の方が多く、健康を維持する対策になっているかなと思っています。

マスター:筋トレを教える先生役をできるように養成を区の方でやっていて、自治会から依頼するとそこで教えてもらえるということでしょうか?

はじめは男性の方が行ってそこで教えてもらったものを持ち帰って、教えてもらっています。その後、女性の方も行って、今では3人の方が時間で人数に分けて実施しています。

店長:ステイホームの中でいちばんみんなが意識してやったのが、筋トレというか、トレーニングですよね。動かないと心配ですからとても重要ですよね。

マスター:他にもありますか?

新小岩全体で「小松菜いちょう倶楽部」というのがありまして、お年寄りの方にお食事などを地区センターで提供しているので、そのお手伝いを自治会としてやっています。あとは、いわゆる敬老の日の行事ですね。昨年は記念品を配布させて頂きました。今後は、民生委員さんと一緒におひとりでお住まいの高齢者の方を回ったりするようなシステムを積極的に作っていきたいと思っています。やっぱりお顔を拝見したりする機会が増えないと、こういった高齢者の方々とのコミュニケーションもままならないと思いますので。

店長:高齢者の方を孤独にさせないということですね。

マスター:昔から顔を知っている民生委員の方だと安心できますしね。

町会の防犯

マスター:まずは防犯についての取り組みを教えてください。

防犯部長がとても熱心で、特に防犯カメラについては、区の方に申請して、昨年はもう3箇所に設置、自治体が管理している約100台すべてのLED化も完了しました。防犯カメラを設置するにあたっては防犯パトロール等の強化を依頼されていますので、暮れや防犯週間だけでなく、さらに実施していこうと計画しています。

マスター:よく、町会に加入するメリットがわからないと言われるけど、こういうのがあまり知られていない。行政と話しながら防犯カメラや防犯灯を付けたり、そういうのにも町会が関わっていて、それで生活が守られているということをもっと伝えていかないとね。

防災対策について

マスター:次に防災について教えてください。

これからの大きな課題の一つが防災ですね。ハザードマップを見ると、新小岩地区も葛飾区全体もかなり浸水被害が出る地域になっています。避難所の問題とか、近くのマンションにそのまま上の方に逃げられるようなシステムもできていません。うちは旧松南小学校(松南パル)が(指定の)避難所になっていますが、実際に一昨年の台風19号の時に自治会員が避難したのは、自治会のすぐ隣りの小松南小学校や地区センターでした。自分は旧松南小学校の避難所開設に参加していたのですが、残念ながらみえた方は非常に少なかったということで、これもひとつのこれからの課題かと思っています。

19号の時には避難勧告が出る前に、民生委員の方と女性の役員の方で要介護者の皆さんに「どうなさいますか?」と電話で逐一聞き取りをしました。こういう時にはそういうコミュニケーションが大切だと実感しましたね。

自治会館を防止拠点に!

マスター:そこまでされているんですね。参考になりますね。

これから力を入れていきたいのは防災拠点となる自治会館の建築です。うちの自治会館は築30年くらい経っていますし、奥まったところにあって、かなり旧態化もしています。区の自転車置き場が近くにあるので、できればそこに移させてもらって、防災拠点になるような自治会館を作りたいと思っています。

防災のための救援隊を

マスター:その他に何かありますか?

若い方に少しでも役員に入って頂いて、自治会で防災のための救援隊みたいなものを作っていく必要があるんじゃないかなと思っています。

町会員への大規模アンケートを実施

マスター:アンケート調査などで、防災に関して心配している若い人が多いというデータが出ています。そのためのものを買って準備しているとか。町会との繋がりが持てればいいですね。

一昨年、区の地域振興課より自治会活性化の一旦として、関東学院大学社会学部准教授の小山先生とゼミの学生さんによる「自治会内の大規模なアンケート調査」をおこないましたが、やはり一番の関心事は防災でしたね。また、加入しない、関心がないことのひとつには、やはりコミュニケーション不足ではないかと。自治会って何をやっているの?とか、集まって会合開いては飲み食いしているだけじゃないかと、そういう意見が結構ありますね。

自分たちの住んでいる地域を皆さんと一緒により良くしていきたいと思っていますので、防犯とか防災とか目に見えることを少しずつやっていくことが重要じゃないかと思います。

 大学生に依頼して実験教室を開催

マスター:この番組もそれを一人でも多くの人に伝えたくて一助となるよう、やっています。

金町の理科大生に依頼して、町会の中で「学んで遊ぶ・実験教室」をやったそうですね。

子供たちと実験を通して遊ぼうよということで、自治会館2階に22人のお子さんとその保護者の方に集まって頂き、大変好評でした。若い人やファミリーを取り込むには、お子さんと一緒に遊びながら自治会が何かをやるというのがポイントかなと思いますね。

 

 

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