認知機能アップに挑戦

 「甘味喫茶亀四」は本当の甘味処ではなく、亀有四丁目の地域サロンの名前です。

1月になって急に寒さが厳しくなりましたが、今回も地域の皆さんが元気に参加してくださいました。

 このところ好評をいただいている「レインボールーム」(輪ゴムを編み込んでブレスレット等を作る簡単な手芸)を
やっていると
 「もらいものでずっとしまい込んでいたお手玉が出てきたの。」と、持って来てくださった方がいました。

しばし、代わる代わるお手玉に挑戦。

”昔取った杵柄”で なかなかお上手な方もいれば
「昔はできたのに、どうやったらいいかわからないわー。」と 身体がうまく動かせない方もいて
それはそれで 皆さんで大いに盛り上がりました。

子供の頃に親しまれた遊びは、懐かしく楽しいものなのでしょうね。

その後、動画を探して お手玉の遊び方や作り方をプロジェクタで視聴しました。

今は何でもネットで調べられるのでほんとうに便利です。
「そうそう、こうやってやるのよねー。」 「昔はよく作ったわ。」などと言いながら
皆さん楽しまれていたようでした。

 さて、その後は ”頭と身体を同時に使って、活性化させよう”ということで
「コグニサイズ」や「シナプソロジー」に挑戦していただきました。

「コグニサイズ」とは、国立長寿医療研究センターが開発した”運動と認知課題(計算、しりとり等)を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組みの総称”です。
国立長寿医療研究センターのホームページ

コグニション(認知)の課題をしながら、つまり頭を使いながらエクササイズ(運動)をするのが
脳の活性化になるというわけですね。
このうちの「コグニステップ」という、ステップ運動をしながら3の倍数で手を叩くというのを少しアレンジして挑戦しました。

カウントアップ(数の読み上げ)をする無料アプリを使い、数字に合わせて足踏みをし
3の倍数の時手を叩いて、取りあえず60まで続ける という形でやってみました。
(足踏みに不安のある方は、椅子に座ったまま足を動かしていただきました。)

簡単そうですが、実際にやってみると30くらいまでは簡単にできても
それ以降になると段々3の倍数があやふやになってくるし
ただの足踏みでも少し息が上がってくるのを感じます。

これは皆さんがご家庭でも自分で数を数えながら簡単にできるので、いい運動だと思います。

 続いては「シナプソロジー」

こちらは ”2つのことを同時に行う”、”左右で違う動きをする”といった普段慣れない動きをすることで脳に適度な刺激を与え活性化を図るプログラムで、スポーツジムの会社が独自に開発したものだそうです。
シナプソロジー普及会のホームページ

じゃんけんでわざと負けるように手を出してもらいます。

じゃんけんは勝つ手を出すように刷り込まれているので、あえて負けるとなると混乱してしまう方もいて
みんなで大笑い。
でも間違ってもいいんです。
この混乱で頭に刺激を受けていることになるので。

慣れてきたら、最初に負ける手、後からもう一方の手で勝つ手を出します。
スタッフがパーなら、最初がグー、次にチョキですが…。(^_^;)

そして、1,2,3,4で身体のどこにタッチするか場所を決めておき(1=頭、2=肩、3=腰、4=膝 etc)
数字の掛け声(1,4,,2,3 等)の指示で、その部位をタッチする”4動作”というプログラム。

 

これも”頭で考えながら身体を動かす”という意味では、コグニサイズと同じですね。
続けてやると、身体が温まってきていい運動になりました。

また次回も取り入れてやってみたいと思います。

Follow me!