NPOかつしか・シルバー介護相談室では
日本の先進的な取り組みとしての「介護保険制度」・「認知症対策」・「高齢者社会福祉政策」等を
広く世界に向けて発信していくことを目指しています。
そのために海外の高齢者福祉に係わる団体・学校等との連携を図り
情報収集・交換、研修生の交換・受け入れ等への協賛・協力を進めています。
2014年に 台湾で高齢者介護について学ぶ留学生1名を受け入れたことに始まり
翌年には その留学生の学ぶ台湾國立成功大學のゼミの生徒6名と教授の視察をお迎えし
認知症グループホームでの生活も体験してもらいました。
そして、今年も同大学の老年學研究所所長以下総勢7名の方が来日。
・日本のグループホームの現状把握(住民の日常活動の一部を見学)
・日本の介護保険制度について
・グループホーム経営について (財務、人材確保・人材ケア)
といった多岐に渡るテーマで視察・研修をされました。
認知症グループホーム入居者の方と懇談 |
買い物にも同行 |
また、葛飾区の高齢者支援課の職員の方をお招きし、葛飾区の高齢者支援についても
お話ししていただきました。
台湾にはまだ介護保険制度がないので、皆さん熱心に質問され、時に議論は白熱していたようです。
今回の受け入れに対し、御礼として所長より記念のプレートをいただきました。(台湾の形ですね。)
「情誼永懐」とは、真心のこもったお付き合いを(お互いに)いつまでも続けていきましょう という意味だそうです。
その言葉どおり、今後とも交流を重ねていきたい と思います。